- 採用SNSを外部に委託しようと思ったら、社長からまずは社内でやれと言われた。
- 予算がないので、何とか採用SNSを自社運用で行いたい
- まずは自社で運用してみてから他社に任せたい
近年若手採用に有効な手段と言われているのが、採用SNSという採用手法。会社でも取り入れを検討することが増えたのではないでしょうか?
ただ、SNSは無料の媒体で誰もが使っていることもあり、自社で出来るんじゃないか?と思われる上長も多いです。
実際かなり工数はかかる(毎月60時間以上)のですが、しっかり勉強して運用をすれば自社内で完結することもできます。
そこで今回は中小企業の採用に特化したSNS運用代行をしている私が、自社運用で採用SNSをする方法をまとめました。
採用SNSは自社でやるべきか外注でやるべきかまで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
関連記事:SNS採用とは?成功事例やメリットデメリットを徹底解説
ワカッテ採用では、中小企業の採用に特化したSNS運用代行を行っています。「自社運用が難しい」「ノウハウがある人間がいない」企業さまを、一気通貫で支援します。ぜひ一度ご相談ください。
この記事を書いた人
玉垣 侑也
株式会社kanaL 代表取締役
楽天グループ株式会社を退職後、採用特化のSNS運用代行会社である株式会社kanaLを設立。中小企業の採用SNSの支援を行っている。
玉垣侑也の詳細情報はこちら
お役立ち資料:採用SNSの初期設計ワークシートをダウンロード
目次
自社だけで採用SNSを運用する方法
まず初めに採用SNSを自社運用をしたいという企業様向けに、自社だけで採用SNSを運用する方法を紹介します。
先にすべて上げてしまうと以下の3つです。1つでも難しい場合は、外部に委託するか採用SNSをしないという判断をするのがオススメ。
それぞれ詳しく解説していきます。
- 採用SNSの運用に必要な体制を整える
- 担当者が動画編集/webデザインを学ぶ
- 定期的に改善をする仕組みを整える
関連記事:採用SNS運用の始め方を6STEPで解説~戦略立案から実行まで~
①採用SNSの運用に必要な体制を整える
まず初めに採用SNSの運用に必要な体制を整えるのが重要です。
基本的には専任の担当者を配属して進めることがオススメ。今までの業務に追加で運用担当者では絶対にうまくいきません。
専任のSNS担当者の定例業務内容(月8投稿)
具体的に月にかかる時間は以下の通りで60時間前後です。
- トレンドリサーチ作業(5時間)
- 企画案だし(4時間)
- 社員インタビュー(4時間)
- 台本作成(8時間)
- 撮影場所と人員の調整(3時間)
- 撮影作業(1回4時間)
- 動画編集/画像編集作業(16時間)
- 投稿作業(1時間)
- 毎日のコメント返信/DM返信(8時間)
- 数値入力/分析/報告作業(5時間)
60時間分の工数を確保できる、採用に詳しいSNS担当者、もしくはSNSに詳しい採用担当者を配属する必要があります。
関連記事:採用SNS運用の始め方を6STEPで解説~戦略立案から実行まで~
②担当者が動画編集/webデザインを学ぶ
2つ目に必要なことは、担当者が動画編集/webデザインを学ぶということです。
たまに自社運用で全く無編集で投稿している企業がありますが、それではやる意味はほとんどありません。
しっかりとSNSに合わせた編集が必要です。
動画編集のスキルは習得に150~250時間かかると言われています。(参考:Movie Works)
webデザインは最低でも基礎技術の習得に200時間かかると言われています。(参考:侍エンジニア)
少なく見積もっても350時間ほどは、学習時間として担当者に割り振るのがオススメです。
関連記事:採用SNSショート動画編集のコツを解説!アプリについてもオススメ紹介
③定期的に改善をする仕組みを整える
3つ目に必要なことは、定期的に改善をする仕組みを整えることです。
自社運用で採用SNSをすると、多くの場合半年ほどは全く成果が見えません。
そこで数字や他社のアカウントを調査して、自社の何が間違っているのかを把握して改善する仕組みが必要です。
例えば、毎月1回定例ミーティングを開き、数字を見て伸びた投稿伸びなかった投稿の分析をします。
自社運用は初めは失敗するという前提で、定期的に改善をする仕組みは必ず整えておきましょう。
関連記事:【テンプレあり】採用SNSの効果測定と数値分析/改善施策について解説
お役立ち資料:採用SNSの教科書をダウンロード
自社運用をする場合の採用SNS運用の流れを紹介
もし自社運用をする場合の採用SNS運用の流れについて解説します。
実際にどのような業務が発生するのか?という点について詳しく紹介いたします。
STEP
採用SNS戦略立案
まず初めに行うのが採用SNSの戦略立案です。
- SNSで採用をしたい人はどんな人なのか
- 自社のどういった部分を推しだしたいのか
- どのくらいでどのくらいの成果を目標にするのか
この3つをしっかりと決定するのが戦略立案です。
関連記事:採用SNS運用の始め方を6STEPで解説~戦略立案から実行まで~
採用SNSは8本投稿をするにしても、月60時間以上の工数がかかります。
そのため、専任でSNS担当者を置くか、しっかりと業務として時間を確保する必要があります。
社内に詳しい人間がいない。工数を確保できる人材がいないという場合は、ぜひ弊社ワカッテ採用にご相談ください。
戦略立案から、企画・撮影・編集・投稿・分析作業まで一気通関でサポートさせていただきます。
どんな企業が採用SNSの自社運用をするべきか解説
多くの企業はノウハウがなく、人手が足りず中途半端な運用になり社内からの協力が得られないという事態になっています。
ただ、その中でも自社運用で採用SNSを成功させている企業も中にはあります。
ここでは、採用SNSを成功させることが出来る企業の特長を3つ紹介します。
先にすべて上げてしまうと以下の3パターン。それぞれ詳しく解説していきます。
- すでに集客用にSNSをしていてノウハウがある企業
- 人手が余っており毎月60時間と350時間の学習時間を確保できる企業
- 採用とSNSに詳しい人材が社内に存在する場合
①すでに集客用にSNSをしていてノウハウがある企業
まず1つ目は、集客用にSNSをしていてノウハウがある企業です。
特にSNSは集客向けに活用されることはかなり多い。
飲食店や化粧品系など、SNSの使い方が上手な企業はたくさんあります。
そういった社内にSNS運用のノウハウがある企業は、自社運用から進めてみてもいいでしょう。
②人手が余っており毎月60時間と350時間の学習時間を確保できる企業
次に2つ目は、人手が余っており毎月60時間の作業量と、350時間の学習時間を確保できる企業です。
基本的な考えは、運用する人手があるなら問題ないということ。
350時間(1.5か月分の勤務)と60時間(1.5週間分の工数)を確保できる、運用担当者がいるのであれば、自社運用から初めてmるのはありかもしれません。
③採用とSNSに詳しい人材が社内に存在する場合
3つ目は、採用とSNSに詳しい人材が社内に存在する場合です。
例えば、採用担当者がインフルエンサーであるとか、もともとSNSの仕事をしていたなどでケースはあります。
1つも当てはまらないという場合は、中小企業の採用SNSに特化した運用代行会社であるワカッテ採用にぜひ1度ご相談ください。
関連記事:ワカッテ採用とは?中小企業の採用に特化したSNS運用代行について解説
採用SNS運用はまずは外注を検討するべき理由
- すでに集客用にSNSをしていてノウハウがある企業
- 人手が余っており毎月60時間と350時間の学習時間を確保できる企業
- 採用とSNSに詳しい人材が社内に存在する場合
上記の3つに当てはまらないのであれば、まず初めは外注を検討すべきです。
確かにお金はかかるのですが、それでも採用SNSの外注をするべき理由は以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 採用SNSの方向性を定めてもらうため
- 正しい採用SNS運用のためにはどのような作業が必要なのか知るため
- 一定数効果が出るので社内の理解を得られやすいため
関連記事:【5社比較】採用SNS運用代行の費用相場と依頼できる業務内容を徹底解説
①採用SNSの方向性を定めてもらうため
まず1つ目は、採用SNSの方向性を定めてもらうためです。
採用SNSで最も大事なことは「誰に」「何を」伝えるのか。
採用ターゲット選定や、自社の強みの把握を行い、SNSでどうPRするのか決めなければなりません。
案外自社でそこまで検討するのは難しく、まず初めは客観的な目線で決めてもらうことがオススメです。
関連記事:採用SNS運用の始め方を6STEPで解説~戦略立案から実行まで~
②正しい採用SNS運用のためにはどのような作業が必要なのか知るため
2つ目は、正しい採用SNS運用のためにはどのような作業が必要なのかを知るためです。
採用SNSというのは、「戦略立案」「企画」「台本作成」「撮影」「編集」「投稿」「分析」とかなりやることは多いです。
自社運用の企業は、台本作成をせずにアドリブで撮影していたり、分析作業を行っていなかったり、編集せずに投稿していたりします。
どんな作業をどの粒度でしないといけないのか?という正しい採用SNS運用について知るためにまずは依頼してほしいです。
③一定数効果が出るので社内の理解を得られやすいため
3つ目は、一定数効果が出るので、社内の理解を得られやすいためです。
自社運用だとどうしても、クオリティの低い動画だったり、再生数が全く回らなかったりします。
すると社内の協力が得られなくなり、採用SNS運用というのが、止まってしまうことになります。
担当者も辛いですし、会社的にも時間的コストの無駄遣いに繋がります。
運用代行者に依頼すると、初めの6か月で目に見えやすい成果が出るので、社内の協力や理解も得られ進めやすくなります。
なので将来的に自社運用をするにしてもまず初めは、中小企業の採用SNSに特化した運用代行会社であるワカッテ採用にご相談ください。
中小企業の採用SNS運用代行ならワカッテ採用にご相談ください
- 自社だったらどういった運用が出来るの?
- 最近始めてみたんだけどあんまりうまくいっていない
- そもそも自社はSNS採用をやるべきなの?
- 他の会社に依頼しているけどセカンドオピニオンをしてほしい
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関連記事:ワカッテ採用とは?中小企業の採用に特化したSNS運用代行について解説
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まとめ
採用SNSはかなり運用工数がかかるからこそ、月額料金は意外とかかってしまいます。
ただ、自社運用をして全く効果が出ない運用を1年~2年続けるよりも、まず初めは採用SNS運用代行に依頼することをオススメします。
まずは6か月間、正しい運用ってこうするのかということを学んだあとに、採用SNSの自社運用を検討してみてください。
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