- 最近SNSで採用できたって聞くけど採用に使えるの?
- 営業電話がかかってきたけど自社でもやるべきなのだろうか
- 採用SNSをした方がいいというのは嘘なんじゃないの?
最近よく聞く採用SNSですが、新しい手法を取り入れるのってハードルが高いですよね。
流行ってるのは知ってるけど、自社でもやるべきなのだろうか。結局どんなメリットがあるの?と悩んでいる方も多いと思います。
そこでこの記事では、中小企業の採用に特化したSNS運用代行事業を行っている私が、そもそも採用SNSをするとどんなメリットがあるのか?について詳しく解説していきます。
採用SNSをするべき企業の特徴や、するべきでない企業の特徴まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
関連記事:SNS採用とは?成功事例やメリットデメリットを徹底解説
ワカッテ採用では、中小企業の採用に特化したSNS運用代行を行っています。「自社運用が難しい」「ノウハウがある人間がいない」企業さまを、一気通貫で支援します。ぜひ一度ご相談ください。
この記事を書いた人
玉垣 侑也
株式会社kanaL 代表取締役
楽天グループ株式会社を退職後、採用特化のSNS運用代行会社である株式会社kanaLを設立。中小企業の採用SNSの支援を行っている。
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お役立ち資料:採用SNSの教科書のダウンロードはこちら
目次
採用SNSとは?基礎知識を解説
そもそも採用SNSとは何なのか?といまいちピンと来ていない方も多いと思います。
実例を見ていただくのが一番早いので、2つほど参考アカウントを提示させていただきます。
まずはそもそも採用SNSとは何なのか?というところから深ぼって解説します。
- 採用SNSとは採用のために運用するSNSのこと
- 多くのSNSがあるがTikTok/Instagramがよく活用される
- ショート動画形式が拡散しやすいので認知度向上にオススメ
①採用SNSとは採用のために運用するSNSのこと
採用SNSとは、結論から言うと採用のために運用するSNSのことです。
SNSと言えば、X/TikTok/YouTube/Instagramなど様々な種類があります。
SNSはもともとは採用に使うものではなかったのですが、2020年あたりから企業が採用のために活用するようになりました。
なので採用SNS運用といえば、SNSを採用のために運用することです。
関連記事:SNS採用とは?成功事例やメリットデメリットを徹底解説
②多くのSNSがあるがTikTok/Instagramがよく活用される
SNSと言えば、XやYouTubeなどもありますが、最も多く活用されるのがTikTokとInstagramです。
というのも採用SNSの最も大きな目的は、文字では伝えきれない定性的な魅力を伝えること。
その点、画像や動画であれば文字よりも多くの情報を伝えることが出来ます。
画像や動画を投稿できるSNSである、InstagramとTikTokが良く活用されます。
関連記事①:インスタ採用アカウントとは?企業の成功事例やデメリットについても解説
関連記事②:TikTok採用とは?成功事例やメリットデメリットを徹底解説
③ショート動画形式が拡散しやすいので認知度向上にオススメ
自社の採用認知度を向上させるためにはショート動画の活用がオススメです。
ショート動画とは、縦型の30秒から60秒ほどの短い動画形式の投稿。TikTokやInstagramで活用されています。
ショート動画は拡散されやすく、特に採用認知度を増やしたい中小企業にオススメ。
弊社もショート動画の投稿作成を代わりに行う運用代行事業を行っております。
関連記事:採用ショート動画とは?投稿例から作り方まで徹底解説
採用SNSをするとどんな効果があるのか?
結局どんな効果が出るのかが、1番気になるという採用担当者の方が多いのではないでしょうか?
採用SNSって結局何のためにするものなの?という点について説明させていただきます。
結論から言うと、「母集団形成」「歩留まり率改善」「早期離職防止」の3つに役立ちます。
それぞれ詳しく解説していきます。
- 【母集団形成】採用の認知度が高まる
- 【歩留まり改善】志望度の高い求職者が集まる
- 【早期離職防止】入社後のギャップが少なくなり早期退職が減る
①【母集団形成】採用の認知度が高まる
まず1つ目は採用の認知度が高まるという点。特にTikTokはSNSの中で最も拡散性の高いSNSです。
関連記事:TikTok採用とは?成功事例やメリットデメリットを徹底解説
dodaやリクルートなどの広告媒体では全然見られない不人気業界でも、SNSでは露出される機会が多いので、採用の認知度が高まります。
実際、採用媒体では採用しづらい業界の中小企業でも、採用SNSで300人面接できた企業もあります。
会社の設立から半年後にはさまざまな採用媒体を通じて求人募集をし、広告に100〜200万円ほどかけても、応募は少なくなかなか人が集まらない状況。
採用SNSを初めて1年で300人ほど面接をさせていただき、13名の採用が決まりました。
引用:看護師から27歳で電気工事会社の社長になった理由。従業員25名も当初採用に苦戦。
会社自体があまり知られていない、という中小企業にオススメです。
関連記事:中小企業でも採用SNSは効果ある?成功事例と活用方法について徹底解説
②【歩留まり改善】志望度の高い求職者が集まる
2つ目は歩留まり改善の効果です。面接に来ない、内定辞退されるなど、歩留まりで悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか?
採用SNSは、条件面だけでなく社内の雰囲気など、伝えられる情報量が多いため志望度の高い求職者が集まりやすいです。
実際地方工務店でも、新卒採用で内定6人中、全員入社という事例もありました。
応募した約100名のうち6〜7割がインスタ経由。内定が決まった6人は全員インスタライブを毎日視聴してくれていた就活生だ。内定辞退者は0人で、全員そろって入社を迎えることができた。
(引用:内定辞退ゼロを実現する地方工務店の「応援する」採用ブランディング)
さらに、特に若手の採用では、入社までに8割の人がSNSで社名検索をすることも分かっています。(参考:株式会社リソースクリエイション調査)
Q.就職・転職活動を進めるうえでSNSで社名を検索しましたか?
- Instagramで検索した
- 70.5%
- TikTokで検索した
- 52.9%
- YouTubeで検索した
- 24.4%
- 検索しなかった
- 15%
SNS内で完結するだけではなく、他の求人媒体や採用手法からの応募の場合にも、採用SNSで検索を行い社風を見られる時代になっています。
採用SNSを整えておくことで、社名検索後の情報提供で志望度の向上も狙うことが出来ます。
関連記事:インスタ採用アカウントとは?企業の成功事例やデメリットについても解説
③【早期離職防止】入社後のギャップが少なくなり早期退職が減る
採用SNSでは伝えられる情報が多いため、必然的に入社後のギャップが少なくなります。
どんな人がいるのか、どんな仕事をするのか、どんな社風なのか。
入社前に伝えることで、早期退職が減ることにも繋がります。
実際に病院でインスタグラムを活用したところ、定着率が非常に高かったという話もあります。
4月に同病院に入職した職員100人を対象にしたアンケートでは、3割超に当たる31人が同病院のインスタを見たことが入職の動機になったと回答した。
仮に一人当たりの採用費が100万円とすると、インスタをきっかけに30人が応募して採用に至れば単純計算で3,000万円のコストが浮いたことになる。
また、職業紹介事業者を利用して採用に至っても職員がすぐに辞めてしまうケースが少なくないが、「インスタ経由なら当院のことを知って自分で納得した上で応募してくれるので定着率が非常に高い」
(引用:インスタでの採用広報が大当たり、定着率もアップ)
特にインスタグラムは、入社前に調べられるSNSにはなりますので、対策することでギャップを埋めることに繋がります。
関連記事:インスタ採用アカウントとは?企業の成功事例やデメリットについても解説
自社運用が難しいという企業様も多いと思います。ワカッテ採用ではそういった企業向けに、採用SNSの運用代行を行っておりますので、ぜひ1度資料の方をご確認ください。
採用SNSをするべき企業の特徴
こういった企業であれば、採用SNSの効果が出やすいという共通点も実はあります。
先にすべて上げてしまうと以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 企業向けの事業をしていて知名度が低く応募の選択肢に入りづらい企業
- 経験は浅くても20代の若手採用をしたい企業
- 他の採用手法ではなかなか採用出来ない企業
①企業向けの事業をしていて知名度が低く応募の選択肢に入りづらい企業
まず1つ目は、企業対象の事業をしていて知名度が低く応募の選択肢に入りづらい企業です。
企業を対象にしてサービスを提供している企業は、どうしても企業名を見る機会が少ないです。
例えば、建設業・運送業・製造業など、応募の選択肢に入りづらい企業になります。
その点、SNSを使えば露出度がかなり増えるので、企業の知名度が上がり選択肢に入りやすくなります。
なので、企業を対象としてサービスを行っている企業は採用SNSがオススメです。
②経験は浅くても20代の若手採用をしたい企業
2つ目は、経験は浅くても20代の若手採用をしたい企業です。
SNSは広く浅く拡散される採用手法です。そのため、対象となる人材が広いほうが効果が出やすいです。
珍しい資格を持っている人、業界経験が3年以上の人を採用したい場合は、エージェントサービスやスカウトメールの方が効果が出る可能性もあります。
あくまで、経験は浅くても20代の若手採用をしたい企業向けだと言えます。
③他の採用手法ではなかなか採用出来ない企業
3つ目は、他の採用手法ではなかなか採用出来ない企業です。
特に比較的古い業界では、採用媒体等では条件が良くないと採用出来なくなっています。
そういった場合は、条件だけでなく社風や人柄で選ばれる採用SNSが効果を発揮しやすいです。
求人媒体に数百万払って応募が来なかった等があれば、採用SNSの方が効果が出る可能性が高いです。
採用SNSをやらなくてもいい企業の特徴
良いところばっかり話しているんじゃないの?と疑っている人もいるかもしれません。
弊社は確かに採用SNSの運用代行会社ですが、「採用SNSやらなくてもいいんじゃないですか?」ということもあります。
そこで今回は、採用SNSをやらなくてもいい企業の特徴について解説していきます。
- 人気職種で旧来の媒体でも採用が出来ている企業
- 年に1人採用するかしないかという企業
- ハイクラス層や複数年経験者のみを対象としている企業
①人気職種で旧来の媒体でも採用が出来ている企業
まず1つ目は、「人気職種で旧来の媒体でも採用が出来ている企業」です。
採用SNSは、かなり運用に手間のかかる採用手法になります。他の媒体で採用出来るのであれば、そちらの方がいいはずです。
例えば、web系職種とか事務系職種とか、フルリモート系の職種は応募が集まりやすい傾向にあります。
人気職種を募集している企業では、手間のかかる採用SNSではなく、Indeedやdodaなどの採用広告で採用することをオススメします。
②年に1人採用するかしないかという企業
次に2つ目は、年に1人採用するかしないかという企業です。
採用SNSは手間がかかるわりに、投稿をし続ける必要があります。
例えば、1人採用出来たらいいであったり、必要人員が少ないという場合は、無駄手間になりかねません。
そのため、採用SNSは年に複数人、通年採用をしている企業にオススメです。
③ハイクラス層や複数年経験者のみを対象としている企業
最後に3つ目は、ハイクラス層や複数年経験者のみを対象としている企業。
採用SNSは、広く浅くアプローチする手法です。狭く深くアプローチする必要がある募集とは相性が悪いです。
例えば、ハイクラスの管理者層や、業界経験3年という募集は集まりにくい傾向にあります。
だからこそ、ハイクラス層採用や複数年経験者採用は、スカウトメールやエージェントサービスなど深く狭く届く採用手法をオススメしています。
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まとめ
採用SNSは、特に他の採用手法で効果が出なかった企業で効果が出やすい採用手法です。
業界的に不人気である。条件面が大手と比べてよくない。そういった時に差別化できるのは、社風や人物像などの定性的な部分です。
数年後に他の企業が始めてから運用し始めると、埋もれてしまう可能性もあります。今、採用SNSに取り組み始めましょう。弊社は全力で採用SNSをサポートします。