採用SNSは、ただ動画を投稿するだけでは成果につながりません。採用ターゲットや企業の魅力を整理したうえで、TikTokやInstagramを通じて認知を広げ、応募までの導線を設計することが重要です。
本記事では、SNS特化の採用代行サービス「ワカッテ採用」が支援した、福祉・放課後等デイサービス、ネイリスト採用、飲食店採用の事例をご紹介します。
各事例について、支援前に抱えていた採用課題から、運用方針、実施した改善施策、支援後の結果まで、具体的に解説します。採用SNSの導入や運用改善を検討している企業様は、ぜひ参考にしてください。
目次
福祉・放課後等デイサービスの採用SNS支援事例・支援実績
福岡県内で放課後等デイサービスを展開する企業様に対し、採用SNSの立ち上げからコンテンツ制作、応募導線の設計、公式LINEを活用した応募者フォローまで一貫して支援しました。
完全新規のアカウントから運用を開始し、月ごとの数値や応募者の反応をもとに改善を重ねたことで、継続的な応募・採用の獲得につながっています。
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支援前の課題:求人媒体での採用獲得が限界
採用を強化していく中で、Indeedなどの求人媒体を活用していたものの、応募数が徐々に頭打ちとなっていました。
既存の求人媒体だけでは、これまで接点を持てていなかった求職者への認知拡大に限界があり、採用人数をさらに増やすためには、新たな応募経路を構築する必要がありました。
また、求人媒体への掲載費や採用ごとの費用負担も踏まえ、従来よりも採用単価を抑えられる採用施策を模索していたことも、SNS採用を導入した理由の一つです。
運用方針:福岡一働きやすい放課後デイのポジション獲得
| 項目 | 内容 |
|---|
| 投稿本数 | 月8本 |
| 月額広告費 | 月6万円 |
| 運用媒体 | TikTok・Instagram |
| 支援プラン | SNS広告運用・公式LINE運用あり |
| 支援内容 | 企画・撮影・編集・投稿代行・広告運用・公式LINE運用 |
| 運用開始 | 2025年8月 |
「福岡で1番働きやすい放課後等デイサービスとしてのポジショニングを取って採用に繋げること」を方針に運用を開始しました。
投稿では、主に以下の3つを重点的に発信しました。
- 毎年の昇給やキャリアアップなどの給与・評価制度
- 残業や持ち帰り仕事の少なさなどのワークライフバランス
- 職員同士の関係性や職場の雰囲気
ターゲットは、現在の給与や働き方に大きな不満はないものの、結婚や出産など将来のライフイベントを考えた際に、今の職場で働き続けられるか不安を感じている保育士・教員免許保有者などです。
「放課後等デイサービスで働きませんか」と直接募集するだけではなく、ターゲットが現在の職場で抱えている悩みを示し、それを支援先の職場環境でどのように解決できるかを徹底的に伝えております。
実施した改善施策:採用獲得フローまで支援
初期段階では、SNSの最適化。次の段階では応募導線の最適化。その次の段階として採用導線の最適化を行いました。
ここでは、2025年8月のアカウント立ち上げから2026年6月までに実施した主な改善施策を、月ごとに紹介します。各項目をクリックすると、当時の課題、実施した施策、その意図をご確認いただけます。
2025年9月/10月|募集職種と勤務地を初期段階で明確に表示
「福岡で児童指導員募集中」という文言を表示し、募集地域と職種が早い段階で伝わる構成へ変更。動画の冒頭で「教員免許を持っている方へ」など、対象となる求職者を明確にする構成へ変更。
専門職の母数が少ないため、自分が対象となる求人であることをすぐに認識してもらうためです。
2025年11月-1月|SNSから応募までの導線を改善
もともと採用HPへの応募導線でしたが、採用HPへ到達後に離脱している人が多くいることが判明しました。
弊社作成の採用LP/インスタントフォーム/公式LINEを複数試しましたが、圧倒的に公式LINEが反応が良かったため公式LINEを採用。
他社でも同様に試した結果、公式LINEの活用が1番応募獲得に優れていると判断して、現在の支援では、すべての会社様に公式LINEを利用いただくようになりました。
2026年2月|公式LINE誘導への動画最適化
公式LINEからの応募獲得を採用することに決まり、公式LINE誘導をするための動画構成へ最適化しました。
- すべての動画からプロフィールへ誘導
- 投稿文にプロフィールリンクへの案内を記載
- 応募方法を説明する動画を投稿
- 応募方法の動画をプロフィール上部に固定
動画を見た後に、求職者が迷わず採用情報や応募方法を確認できるようにして公式LINE誘導率を高める施策になります。
2026年3月-2026年6月|公式LINEからの採用獲得の最適化
公式LINEからの接点獲得が最適化されたため、そこからの採用獲得導線の最適化を行いました。
①SNS経由の応募者は複数社受けていないため職務経歴書を用意していない場合があるため、まず1次面接では職務経歴書不要で応募可能に。
②SNS経由の応募者は、転職潜在層が多いため、応募を迷われている方には施設見学を訴求
③施設見学までは進んでも、その後に面接へ進まないケースが一定数あったため、施設見学と面接を同日に実施。
④見学/面接者への公式LINE上でのフォローアプローチ実施。
⑤LINE登録はしたが応募に至ってない人への定期個別連絡。
現在は、このような検証・改善をもとにして、最適化されたノウハウを初期段階から実行しております。
支援結果:10か月間で12名の採用獲得に成功
| 月 | 応募数 | 採用数 |
|---|
| 2025年9月 | 0名 | 0名 |
| 2025年10月 | 2名 | 0名 |
| 2025年11月 | 5名 | 0名 |
| 2025年12月 | 2名 | 0名 |
| 2026年1月 | 4名 | 1名 |
| 2026年2月 | 2名 | 0名 |
| 2026年3月 | 12名 | 2名 |
| 2026年4月 | 15名 | 1名 |
| 2026年5月 | 19名 | 6名 |
| 2026年6月 | 9名 | 2名 |
| 合計 | 70名 | 12名 |
採用SNSは、短期間で応募を獲得して終了する施策ではありません。
投稿を継続することで、コンテンツやフォロワー、企業認知が蓄積され、求職者が転職を考えたタイミングで見返したり、企業名を検索して応募したりする接点が増えていきます。
続けるほど成果につながる可能性が高まる、資産性のある採用施策です。
特に、完全新規で採用SNSアカウントを立ち上げる場合、最初の数か月は認知や投稿データを蓄積する期間となります。
そのため、初期6か月だけで成果を判断するのではなく、原則として年間単位で費用対効果を評価することをおすすめしています。
もちろん、投稿を続けるだけで成果が出るわけではありません。
再生数、プロフィール閲覧数、応募導線、応募者の反応などを確認しながら、ターゲット設定や訴求内容、企画、応募導線を継続的に改善することが前提です。
正しい運用改善を重ねることで、採用SNSは中長期的な応募経路として機能しやすくなります。
本事例の集計期間は、2025年9月から2026年6月までの10か月間です。応募数は、公式LINEや応募フォームなどを通じて応募意思を確認できた求職者を1名として集計し、同一人物による重複応募は除外しています。
採用数は、面接後に内定を通知した時点を1名として集計しています。
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ネイリスト採用の採用SNS支援事例・支援実績
ネイルチップの企画・制作・販売を行う企業様に対し、TikTok・Instagram・公式LINEを活用したネイリスト採用を支援しました。
接客を伴わず、ネイルチップ制作に集中できる独自の働き方を発信するとともに、仕事内容の難易度や求められる技術水準まで正しく伝えることで、応募数の増加と採用ミスマッチの削減を目指した事例です。
運用開始1か月半で32名の応募を獲得し、3名の採用につながりました。
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支援前の課題:既存採用手法の採用単価の高騰
同社では、ネイリスト採用を目的にMeta広告を活用しておりました。
以前は、広告費を増やすことで応募数も一定程度増えていましたが、直近では広告予算を増額しても応募数が伸びにくくなり、採用広告の費用対効果が低下している状況が続いておりました。
同社の仕事は、接客を伴わず、自分のペースでネイル制作に集中できるという珍しい働き方でしたが、求人広告や採用ページだけでは、実際の仕事内容や職場環境が求職者に伝わりにくいという課題もありました。
そこで、採用SNSの運用を通じて、より採用単価を下げて採用出来ないかを模索した結果弊社に依頼していただきました。
運用方針:接客不要のネイリストポジション獲得
| 項目 | 内容 |
|---|
| 投稿本数 | 月10本 |
| 月額広告費 | 月5万円 |
| 運用媒体 | TikTok・Instagram |
| 支援プラン | SNS広告運用・公式LINE運用あり |
| 支援内容 | 企画・撮影・編集・投稿代行・広告運用・公式LINE運用 |
| 運用開始 | 2026年6月 |
「接客をせずにネイル技術を極めながら、柔軟に働ける職場としてのポジショニングを取り、応募数の向上と採用ミスマッチの削減につなげること」を方針に運用を開始。
投稿では、主に以下の3つを重点的に発信しました。
- フルフレックスや接客不要など、一般的なネイルサロンとは異なる柔軟な働き方
- 研修・メンタルケア体制や、高品質なネイルチップ制作スキルを身につけられる環境
- ネイルチップ制作の実際の難易度や仕事内容、職場環境のリアル
応募数を増やすだけではなく、ネイルチップ制作には高い再現性や技術力が求められることも事前に伝え、仕事内容を正しく理解した人からの応募を増やすことを重視しました。
ターゲットは、サロンワークの接客や人間関係、予約に合わせた長時間の拘束に負担を感じているネイリストです。
特に、接客には苦手意識があるもののネイルやものづくりは好きな人、自分の生活時間を守りながら長期的に働きたい人、さらに技術を高めたい人を想定しました。
「ネイリストを募集しています」と直接伝えるだけではなく、ターゲットがサロンワークで抱えている接客疲れ、人間関係、時間拘束などの悩みを示し、それらをどのように解決できるかを発信しました。
一方で、「ネイルチップ制作は簡単そう」というイメージだけが先行しないよう、実際には高い品質や再現性が求められる仕事であることも伝えています。
働きやすさだけでなく、業務の難しさや求められる適性まで発信することで、応募後・入社後のギャップを減らす運用を行いました。
支援結果:開始1か月半で32名応募/3採用獲得
| 項目 | 1か月半の実績 |
|---|
| 動画閲覧数 | 297,257回 |
| プロフィール閲覧数 | 2,889回 |
| 公式LINE追加数 | 62名 |
| 応募数 | 32名 |
| 採用数 | 3名 |
運用開始1か月半で、動画閲覧数297,257回、プロフィール閲覧数2,889回、公式LINE追加62名を獲得しました。そこから32名の応募につながり、最終的に3名の採用が決定しました。
特に、プロフィール閲覧者のうち2.1%が公式LINEへ追加しており、動画をみて興味を持った求職者を高い割合で応募導線へ移行できました。
なお、初月から大きな成果につながった背景には、今回の投稿や広告運用だけでなく、過去のSNS投稿や広告によって蓄積されていた認知も影響しています。
既存の潜在層に対して、公式LINEを使った応募導線を整備したことと正しいターゲットに正しい訴求をしたことで、一気に応募へ転換できたと分析しています。
本事例の集計期間は、2026年6月の運用開始から1か月間半です。応募数は、公式LINEを通じて正式に応募意思を確認できた求職者を1名として集計し、同一人物による重複はありません。
動画閲覧数、プロフィール閲覧数および公式LINE追加数には、通常投稿とSNS広告による成果が含まれています。月額広告費は5万円です。
採用数は、内定を通知した時点を1名として集計しています。
※本事例は特定企業における成果であり、同様の成果を保証するものではありません。
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中小企業の採用特化のSNS運用代行サービス
- 自社運用ではもう限界を感じている
- いま、運用代行会社を探している
- 20代の若手の採用に困っている
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- ワカッテ採用に興味がある
- 自社のSNSについてアドバイスが欲しい
- 他社の運用が正しいか見てほしい
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>>ネイリストのSNS採用事例|1か月半で3名採用、採用単価50万→12.5万円
飲食店の採用SNS支援事例・支援実績
大阪で焼肉屋を2店舗運営している飲食店企業様に対し、TikTok・Instagram・公式LINEを活用した採用SNS運用を支援しました。
若手求職者への認知拡大から、仕事内容や職場の魅力を伝えるコンテンツ制作、公式LINEを活用した応募導線の構築まで一貫して実施した事例です。
Indeedでの若手応募単価が20万円だったのに対して、SNS経由では若手応募単価が3万円未満になった事例です。
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採用の課題:求人媒体での若手の応募単価高騰
同社では、Indeedをはじめとする求人媒体を活用して採用活動を行っていました。
ただ応募者の多くが50代・60代以上、または外国籍の方に偏っており、同社が採用したいと考えていた20代の若手人材からの応募を十分に獲得できていませんでした。
特に、大阪市内は飲食店の求人が多く、若手人材の採用競争が激しいエリアです。
Indeed経由で20代・30代の日本人から応募を獲得する場合、応募単価が20万円を超えることもあり、広告費を増やしても安定して希望する人材を採用できる状況ではありませんでした。
また、求人媒体への掲載費や広告費は、出稿を停止すると応募も止まってしまいます。継続的に費用を支払っても、自社に採用コンテンツや求職者との接点が残りにくいことも課題でした。
そこで、広告費として消費される施策だけではなく、投稿コンテンツやフォロワー、企業認知、公式LINEの登録者などが継続的に蓄積される採用施策へ投資したいと考え、採用SNSの運用を弊社へご依頼いただきました。
運用方針:大阪一若手が活躍できる焼肉屋のポジション獲得
| 項目 | 内容 |
|---|
| 投稿本数 | 月6本 |
| 月額広告費 | 月5万円 |
| 運用媒体 | TikTok・Instagram |
| 支援プラン | SNS広告運用・公式LINE運用あり |
| 支援内容 | 企画・撮影・編集・投稿代行・広告運用・公式LINE運用 |
| 運用開始 | 2025年7月 |
「大阪一、若手が活躍できる焼肉店としてのポジションを獲得し、20代・30代の応募につなげること」を方針に、採用SNSの運用を開始しました。
予算の関係もあり月6本/月5万円の契約でスタート。
単に「若手歓迎」「未経験者歓迎」と発信するのではなく、若いうちから技術や知識を身につけ、店舗づくりに関わりながら成長できる飲食店としての認知獲得を目指しました。
実際に25歳で店長になった人材がいることや、平均年齢が28歳であること、代表が33歳と若いことなど、定量で若い人が活躍できる焼肉屋
YP流の採用戦略でも、「大阪の若手のための飲食店」という第一想起を獲得し、若手が自分の力で会社や店舗を成長させられる環境を伝える方針を設定しました。
支援結果:若手応募単価が20万円→3万円未満に改善
| 月 | 応募数 |
|---|
| 2025年8月 | 7名 |
| 2025年9月 | 1名 |
| 2025年10月 | 2名 |
| 2025年11月 | 7名 |
| 2025年12月 | 2名 |
| 2026年1月 | 0名 |
| 2026年2月 | 2名 |
| 2026年3月 | 3名 |
| 2026年4月 | 4名 |
| 2026年5月 | 8名 |
| 合計 | 36名 |
月6本という少ない投稿本数でも、しっかりターゲット選定を行うことで毎月応募獲得に成功。
20代以下の応募が8割以上ということもあり、日本人の若手応募単価は20万円から3万円に削減できました。
採用SNSと求人媒体の違いについて
求人媒体では、給与や勤務時間、勤務地などの条件が比較されやすく、仕事内容や職場の雰囲気、他社との違いを十分に伝えきれない場合があります。
そのため、条件面で優位性のある求人に応募が集まりやすく、自社ならではの魅力が応募につながらないことも少なくありません。
さらに、飲食業界のように採用競争が激しい業界では、自ら求人媒体を開いて転職先を探している求職者だけを対象にすると、接点を持てる人材が限られます。
求人を掲載して応募を待つだけでは、転職を検討し始める前の若手層には情報を届けにくいという課題があります。
採用SNSでは、動画を通じて実際に働く社員の様子や職場の雰囲気、仕事内容、会社の考え方まで具体的に伝えられます。
また、SNSはおすすめ表示を活用することで、求人媒体を見ていない転職潜在層にも情報を届けられるため、他社との差別化と新たな候補者層への認知拡大につなげることができます。
求人媒体の方が相性が良い傾向にあるのは、自分から自発的に求人を探す人が多いホワイトカラー職種や人気職種、他には条件面で同業他社と差別化できる企業です。
一方、SNSの方が相性が良い傾向にあるのが、待ちの採用では採用出来ない採用激戦業界、条件面だけでは他社と差別化しづらい中小企業になります。
自社が、求人媒体をするべきか、SNSをするべきか検討のための参考にしていただければ幸いです。
本事例の集計期間は、2025年8月から2026年5月の運用期間中です。応募数は、公式LINEを通じて正式に応募意思を確認できた求職者を1名として集計し、同一人物による重複はありません。
応募単価に関してはSNS広告費用+運用代行費用を応募者数で割った数字になります。
若手応募に関しては29歳以下の応募を若手応募と定義しております。
※本事例は特定企業における成果であり、同様の成果を保証するものではありません。
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