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インスタ求人広告とは?出し方からメリットやデメリットまで徹底解説

  • インスタグラムで求人広告が出せるって聞いたんだけど本当?
  • インスタグラムの求人広告を検討中だけど特徴を知りたい
  • インスタの求人広告の出し方を知りたい

特に若手採用に効果があると言われている、インスタグラムの求人広告

最近よく聞くから自社でもやってみたいけど、うまく運用できるか不安という方もいると思います。

そこで今回は、採用SNSの運用代行事業をしている私が、インスタの求人広告について徹底解説します。

出し方はもちろん、デザイン作成のコツについても解説しますのでぜひ最後までご覧ください。

ワカッテ採用では、中小企業の採用に特化したSNS運用代行を行っています。「自社運用が難しい」「ノウハウがある人間がいない」企業さまを、一気通貫で支援します。ぜひ一度ご相談ください。

この記事を書いた人

玉垣 侑也

株式会社kanaL 代表取締役

楽天グループ株式会社を退職後、採用特化のSNS運用代行会社である株式会社kanaLを設立。中小企業の採用SNSの支援を行っている。

玉垣侑也の詳細情報はこちら

関連記事:採用SNS広告とは?主な種類とメリット・デメリットについて解説

目次

インスタ求人広告とは?他の採用手法との違いを解説

そもそもインスタ求人広告ってなに?という採用担当者の方もいるのではないでしょうか?

インスタ求人広告とは、インスタの投稿の表示枠に、「求人(採用したい職種や働き方)」を訴求する有料広告 を配信し、応募へ誘導するものです。

インスタ求人広告例①

インスタ求人広告例②

細かいターゲット(年齢 / 住んでいるエリア / 興味関心 / 行動 など)に “ピンポイント” で表示させられる 運用型広告 の一種。

ここではより詳しくインスタグラムの求人広告の特長や、他の手法との違いについて解説していきます。

①インスタ求人広告の特長

まず初めにインスタ求人広告の特長を紹介します。結論から言うと以下の通り。

  • 少額(1日100円)から始めることが出来る
  • ビジュアルで雰囲気を伝えやすい
  • 画像広告でも動画広告でも出稿可能
  • 利用者が6600万人と多いのでアプローチできる先が広い
  • 潜在求職者にアプローチが出来る

特に少額で、多くの人にアプローチできるのがインスタ求人広告の特長です。

関連記事:採用SNS広告とは?主な種類とメリット・デメリットについて解説

②ほかの求人媒体(doda/リクルートなど)との違い

次にほかの採用媒体(doda/リクルートなど)との違いについて解説します。以下表にまとめました。

スクロールできます
インスタ求人広告求人媒体(dodaなど)
段階潜在層
(積極的に転職活動していない)
顕在層
(自分で求人検索している)
費用感安い(1日100円~)高い(月20万円~)
ターゲティング(表示先)自分で設定可能求職者が検索
求職者の比較先少ない多い(20社応募程度)

最も大きな違いは、転職潜在層にアプローチするか、転職顕在層にアプローチするかです。

  • 転職潜在層:良い企業があったら転職してもいいかもと思っている
    現職への課題感や将来の不安を意識しつつ、まだ具体行動には踏み出していない層
  • 転職顕在(けんざい)層:今すぐ絶対に転職したいと考えて探している
    転職する意思が明確で、求人検索・応募・面接準備など具体的な活動を進めている層

インスタ求人広告は、転職潜在層にアプローチできるからこそ、比較検討先が少なく自社だから転職したいという志望度の高い求職者を集めやすくなります。

③インスタ求人広告と採用インスタ運用との違い

採用SNS運用代行会社の資料請求をすると、インスタ求人広告を使って採用しましょう!という企業と、採用インスタ運用で定期的に投稿して採用しましょう!という企業があります。

インスタ求人広告と、採用インスタ運用は何が違うのか?という点について解説していきます。

結論から言うと、インスタ求人広告は短期で欠員補充をするための採用手法で、採用インスタ運用は長期目線で人員増員をするための採用手法です。

インスタ求人広告:インスタ広告を使ってお金を払って拡散させる仕組み。
採用インスタ運用:定期的に投稿の更新をしてフォロワーを獲得しながら運用していく仕組み。

インスタ求人広告採用インスタ運用
目的短期での欠員補充長期的な人員拡大
成果までの期間短い(広告費によっては即日)長い(基本3か月~6か月)
費用高い安い(自社運用なら無料)
かかる手間少ない多い
メリット・短期で採用出来る
・手間がかからない
・長期的に続けて採用出来る
・フォロワーとして資産になる
・長期目線で見ると安くなる
・熱量の高い求職者が増える
デメリット・お金がかかり続ける
・広告費として毎月消費される
・手間がかかる
・効果が出るまでに時間がかかる

短期的に欠員補充を1~2名したい場合は、インスタ求人広告がオススメ。長期的に採用活動費用を少なくして定期的な人員増員をしたい場合は、採用インスタ運用がオススメ

ワカッテ採用では、基本的には採用SNS運用を行いながらも、同時並行でSNS広告を出稿するという新しいタイプの採用SNS運用代行を行っています。まずは1度資料請求でご確認ください。

関連記事:ワカッテ採用とは?中小企業の採用に特化したSNS運用代行について解説

インスタグラムへ求人広告を出すメリット

次にインスタグラムへ求人広告を出すメリットについて解説していきます。

インスタの求人広告は、他のSNSやほかの求人広告(doda/リクルートなど)に掲載するのと比較してどんなメリットがあるのか。

先にすべて紹介してしまうと以下の5つ。それぞれ詳しく解説していきます。

  • 細かなターゲティング設定ができること
  • 転職潜在層に広くアプローチできること
  • 予算を柔軟に変更できること
  • 画像だけでなく動画でもアプローチできること
  • 強制的に拡散されるので認知度アップができること

関連記事:採用SNS広告とは?主な種類とメリット・デメリットについて解説

メリット①:細かなターゲティング設定ができること

まず1つ目は細かなターゲット設定が出来ることです。

他の採用媒体の場合は、基本的に求職者が検索をして求人が露出される仕組みです。dodaやリクルートなどの求人媒体では細かいターゲット設定はできません。

ただインスタグラムでは、性別/年齢/居住地などを細かく絞って配信が可能。

採用で利用するターゲティング項目(タップで開く)

学歴:高校卒業/専門学校卒/大卒/修士卒など

家族:既婚/未婚/子持ち

働いている業界:製造/建設/飲食など

住んでいる地域:勤務地の〇km範囲など指定可能

年齢/性別:○○歳~○○歳など

興味・関心:求人/採用面接/採用申し込み/職業紹介所など

自社に合った人材に絞って配信が出来るので、広告の無駄が少ないことがメリットです。

メリット②:転職潜在層に広くアプローチできること

2つ目は転職潜在層に広くアプローチ出来る事です。

  • 転職潜在層:良い企業があったら転職してもいいかもと思っている
    現職への課題感や将来の不安を意識しつつ、まだ具体行動には踏み出していない層
  • 転職顕在(けんざい)層:今すぐ絶対に転職したいと考えて探している
    転職する意思が明確で、求人検索・応募・面接準備など具体的な活動を進めている層

転職潜在層にアプローチ出来ることで、他の手法ではアプローチできなかった層まで届けることが出来ます。

メリット③:予算を柔軟に変更できること

3つ目は予算を柔軟に変更できることです。

dodaやリクルートなどの求人媒体では、〇週間掲載が決まっており価格も20万~と比較的大きい金額です。

ただ、インスタ求人広告は1日100円~、採用が十分にできた瞬間掲載を止めることも可能

テストもしやすく、少額から運用したいという企業にはオススメです。

メリット④:画像だけでなく動画でもアプローチできること

4つ目は画像だけでなく動画でもアプローチ出来ること

インスタ求人広告は、画像での広告も可能ですが、ショート動画での広告も可能。

画像は文字の7倍の情報量/動画は文字の5,000倍の情報量とも言われ、伝わる情報がかなり多いです。(参考:小西印刷所

求人媒体では伝えきれなかった、職場の雰囲気や人間関係を動画で訴求できることは大きなメリットです。

メリット⑤:強制的に拡散されるので認知度アップができること

5つ目は強制的に拡散されるので、認知度アップが出来ることです。

doda/リクルートなどの求人媒体は、検索した人に対して求人を表示する「待ちの採用」。

その一方インスタ求人広告は、広告費さえ払えば強制的にインスタグラムの画面に表示されます。

そのためインスタ求人広告では、知名度の高くない地方の求人や、不人気業界でもアプローチできる余地があります。

特に求人媒体で出してもあまり求人が見られないという企業は、インスタ求人広告がオススメです。

インスタ求人広告試してみたいけど自社に詳しい人がいない

ワカッテ採用はそんな企業向けに、中小企業の採用に特化したSNS運用代行事業を行っております。

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関連記事:ワカッテ採用とは?中小企業の採用に特化したSNS運用代行について解説

インスタグラムへ求人広告を出すデメリット

インスタ求人広告の良いところばかり紹介されてもなぁ。と思っている担当者の方も多いと思います。

もちろんインスタ求人広告は、魔法の手法ではなく、デメリットも存在します。

デメリットも知った上で初めてほしいので、インスタ求人広告のデメリットも紹介します。

先にすべて上げてしまうと以下の4つ。それぞれ詳しく解説していきます。

  • 始める前に成果の予測がしづらいこと
  • ハイクラス層や管理者層は基本採用しづらい
  • 運用と制作の継続工数が発生すること
  • 専属の担当者が付かないので運用が難しい

デメリット①:始める前に成果の予測がしづらいこと

まず最も大きなデメリットは、始める前に成果の予測がしづらいことです。

インスタ求人広告は、転職潜在層にアプローチする施策なので、応募まで時間がかかることもあり成果の予測が難しいです。

他の求人媒体と違って、オークションで広告を出稿するので、外部要因にも影響されやすい傾向にあります。

そのためインスタ求人広告を出す前に、これくらい応募が来ます!というのは出すことが出来ません

予測のしづらさは特に、大きな企業になればなるほどデメリットになります。

デメリット②:ハイクラス層や管理者層は基本採用しづらい

2つ目のデメリットは、ハイクラス層や管理者層は基本採用しづらいことです。

インスタ求人広告は、広く浅くアプローチするための手段になります。

だからこそ、経験年数が多いなど、対象が狭い職種やポジションだとあまり成果が出づらいです。

ハイクラス層の採用はスカウトメールなど、狭く深くアプローチできる手法の方があっています。

インスタ求人広告は、若手未経験など、対象が広い職種で効果を発揮しやすいです。

デメリット③:運用と制作の継続工数が発生すること

3つ目のデメリットは、運用と制作の継続工数が発生することです。

同じ広告を出し続けると、「広告疲れ」が起きるため効果が低下してきます。

画像広告であれば、初心者でも作りやすいのですが、動画広告となれば初心者ではほぼ作成は不可能です。

dodaやリクルートなどは運用工数が少ないですが、それと比較するとインスタ求人広告は運用工数が大きい採用手法になります。

デメリット④:専属の担当者が付かないので運用が難しい

4つ目のデメリットは、専属の担当者が付かないので運用が難しいという点です。

採用媒体などは出稿する際に担当者が付き、毎月報告書の提出まで行ってくれます。

ただ、インスタ求人広告は担当者が付かず、間違った運用をしていても自社では気付くことが出来ません。

なのでノウハウがない自社運用の場合は、広告費が無駄になってしまう恐れもあります。

弊社のような採用SNS運用代行業者に依頼するのも1つの手になります。

インスタグラム広告のフォーマットは主に3種類

インスタ求人広告は、ユーザのフォローしているアカウントや興味・関心に基づいて、フィードやストーリーズに表示されます。

求人広告の見え方は、選択している広告フォーマット、および配信面によって異なります。

そこで今回はインスタグラム広告のフォーマットについて3つ紹介します。

  • 最もスタンダードな「画像・動画広告」
  • 複数のコンテンツからなる「カルーセル広告」
  • カタログタイプの「コレクション広告」※採用では使わない

①最もスタンダードな「画像・動画広告」

まず、最もスタンダードなインスタ広告は、「画像・動画広告」です。

1枚の画像もしくはショート動画と、テキストで構成された広告。

実際の弊社作成の動画広告の例です。

動画広告は聴覚にも働きかけられるほか、伝えられる情報量が多いです。

そのため、一般的には動画広告のほうが訴求力が高いとされます。

基本的には採用目的のインスタ求人広告は、画像・動画広告を使うことになります。

②複数のコンテンツからなる「カルーセル広告」

「カルーセル広告」は、2~10枚の画像、もしくは動画(最長2分)で構成された広告。

ユーザーがスワイプすることで、表示されるコンテンツが切り替わることが特徴。

引用:カルーセル Instagramフィード(Meta)

画像や動画を複数枚載せることが出来るので、伝えることが出来る情報量が多い形式。

インスタグラムのフィード投稿と同じ形式なので、広告感が薄れる傾向にあります。

各コンテンツに個別のリンク先を設定できるため、1つの広告で複数の職種を宣伝できます。

ただし、あまり採用で使われることは少なく、複数職種を募集したい場合などは利用する可能性があります。

カタログタイプの「コレクション広告」※採用では使わない

3つ目のインスタ広告は「コレクション広告」です。ただ、これはECサイトなど商品販売の際に使われる広告形態。

基本的に採用に使うことはないですが、念のため紹介しました。

ユーザーがスワイプすることで、表示されるコンテンツが切り替わることが特徴。

引用:コレクション Instagramフィード(Meta)

カルーセル広告はスクロールされなければ次の画像が表示されないのに対し、コレクション広告は1つの画面に複数枚の画像が表示される点が違いです。

基本的に採用目的のインスタ求人広告であれば、「画像・動画広告」もしくはカルーセル広告さえ知っておくといいでしょう。

インスタグラムの広告の配信面は主に4種類

インスタの求人広告は、どこにどんな風に表示されるの?とイメージが湧きづらいですよね。

インスタグラムの広告の配信面は主に4種類あります。

先にすべて上げてしまうと以下の通り。それぞれ詳しく解説していきます。

  • 配信面①:タイムラインの「フィード」
  • 配信面②:縦型で大きくみられる「ストーリーズ」
  • 配信面③:おすすめ動画に紛れて表示される「リール」
  • 配信面④:検索画面に表示される「発見タブ」

配信面①:タイムラインの「フィード」

まず1つ目の広告の配信面はフィード画面です。

「フィード」は、フォロワーの投稿がタイムライン式で並ぶホーム画面のこと。

フィードはインスタアプリを開けると最初に表示され、ユーザの目に触れる確率が高い配信面です。

ユーザの投稿に溶け込みやすく、広告感が少ない点も魅力の1つ。

画像広告、動画広告、カルーセル広告を投稿できます。

配信面②:縦型で大きくみられる「ストーリーズ」

次に2つ目の配信面は「ストーリーズ」です。

「ストーリーズ」は24時間限定で公開される、フルスクリーン型の画像・動画のこと。

広告は24時間が経過しても消えることはありませんが、フルスクリーンで大きく表示されることが特徴です。

画像広告は5〜16秒間、もしくは利用者がスワイプするまで表示。

動画広告は15秒未満であれば全編が再生されますが、15秒以上では自動で複数に分割されて表示されます。

配信面③:おすすめ動画に紛れて表示される「リール」

3つ目の配信面は「リール」です。

インスタグラムのショート動画機能である、リール投稿はフォロワー外のオススメ投稿が流れてきやすい画面。

だからこそ広告配信も、広告感を強く感じず視聴者に受け入れられやすい傾向にあります。

画像広告も表示されることはありますが、基本的には動画広告の機能になります。

配信面④:検索画面に表示される「発見タブ」

最後の配信面は、検索機能である「発見タブ」です。

インスタグラムの投稿を探しに行く機能で、フォロワー外の投稿を積極的に探しに行くときに表示される画面。

配信面が小さいので、広告とわかりやすいのですが、検索行動中のユーザに発信されるため、反応は悪いわけではありません。

どの配信面に配信するかは、自分で設定することが可能です。

ただ現在は、全配信面に配信をして、反応の良いものをAIが自動で判別してもらうほうが効果は高いです。

基本的に特別な事情がない限り、全配信面の利用を推奨します。

インスタ求人広告の用意するべき素材のサイズ/入稿規定

インスタ広告には3種類のフォーマットと4つの配信面がありますが、それぞれ入稿規定や推奨の値があります。

公式サイトも参考にし、最適な素材を入稿しましょう。必要素材/入稿規定を表にまとめました。

いろいろなサイズが合って悩みますが、画像であれば1:1(1,440px x 1,440px)・動画であれば9:16(1,440 x 2,560px)から用意するのが王道です。

フォーマット配信面推奨サイズ
画像フィード1,440 x 1,440px
ストーリーズ1,440 x 2,560px
リール1,440 x 2,560px
発見タブ1,080 x 1,080px以上
動画フィード1,440 x 1,800px
ストーリーズ1,440 x 2,560px
リール1,440 x 2,560px
発見タブ1,080 x 1,080px以上
カルーセルフィード1,080 x 1,080px以上
ストーリーズ1,080 x 1,920px以上
リール1080 x 1080px以上
発見タブ1080 x 1080px

自社で素材を用意できる環境ではない

そういった企業様向けに、ワカッテ採用では中小企業の採用に特化したSNS運用代行サービスを行っております。

企画/撮影/編集/広告入稿までサポートいたします。ぜひ一度ご相談ください。

関連記事:ワカッテ採用とは?中小企業の採用に特化したSNS運用代行について解説

インスタ求人広告の目的の選び方を解説

インスタで求人広告を作るときは、まず「この広告で何を叶えたいか」を決め、その目的に合わせて「キャンペーンの目的」を設定します。

目的はぜんぶで6種類あり、どれを選ぶかによって、最適化されるポイントやえらべるターゲット設定が変わります。

選択肢ビジネスの目標
認知度新しいビジネスや新商品について、潜在顧客へ認知を広げる
トラフィック指定したオンラインサイトへのトラフィックを増やす
エンゲージメントいいね!やコメント、シェアなどユーザからの反応を促す
リードフォーム入力やお問い合わせ、会員登録を利用してリードを獲得する
アプリの宣伝モバイルデバイスの利用者に、アプリをインストールしてもらう
売上商品やサービスを購入する可能性が高いユーザを見つける

もちろん求人広告では「応募」に繋げたいとの思いがあると思います。

この中でインスタ求人広告でよく使うのは、「認知度」と「トラフィック」です。

今知名度があまりないという企業は「認知度広告」を、知名度はあるが応募の取りこぼしを減らしたい場合は「トラフィック広告」を選ぶのがオススメ。

参考:Meta広告マネージャで適切な広告の目的を選択するには(Metaビジネスヘルプセンター)

インスタ求人広告の費用目安を解説

インスタ求人広告ってどのくらいの費用が掛かるの?と気になっている人も多いと思います。

インスタ広告の課金形態は「インプレッション課金(CPM)」「クリック課金(CPC)」「動画視聴課金(CPV)」の3種類です。

もちろんオークション形式なのであくまで参考値ですが、今回は3つの課金形態でそれぞれの目安感をお伝えします。

先にすべて上げてしまうと以下の通り、それぞれ詳しく解説していきます。

CPM:1000回表示ごとの費用400~1000円/1000回表示
CPC:広告クリックごとの費用40円~300円/1クリック
CPV:動画再生数ごとの費用4~10円/再生数

①CPM:1,000回表示ごとの費用単価目安

まず1つ目の課金形態、CPM(Cost Per Mille)は、広告が1,000回表示されるごとの数値です。

1000回表示で400円~1000円程度になることが通常なので、1回表示が0.4円~1円程度になります。

CPMを追うのは、認知度を高める目的の際になります。

②CPC:広告クリックごとの費用単価目安

次に2つ目の課金形態は、CPC(Cost Per Click)で、広告がクリックされるのにかかる費用になります。

大体1クリック当たり40円~300円程度になることが多いです。

採用HPのアクセス数を1つ増やすのにかかる金額といってもいいですね。

③CPV:動画再生数ごとの費用単価目安

次に3つ目の課金形態は、CPV(Cost Per View)です。動画1再生当たり、どのくらいの金額がかかっているのかの指標となります。

特にショート動画広告を出稿している企業が見るべき数字になります。CPVは1回再生当たり4~10円になることが多いです。

企業の採用認知拡大が出来ているかどうかの指標になります。

参考:選択できる課金形態

選択できる課金形態は、広告作成時に選択する「広告の目的」に応じて決まります。

それぞれの「広告の目的」で選択できる課金形態は、次のとおりです。

選択肢選択できる課金形態
認知度・インプレッション(CPM)課金
・動画視聴(CPV)課金
トラフィック・インプレッション(CPM)課金
・クリック(CPC)課金
エンゲージメント・インプレッション(CPM)課金
・動画視聴(CPV)課金
リード・インプレッション(CPM)課金
アプリの宣伝・インプレッション(CPM)課金
売上・インプレッション(CPM)課金

基本的にインスタ求人広告で利用するのは、認知度とトラフィックになります。

すこしややこしくてあまりよくわからない

そういった企業様向けに、ワカッテ採用では中小企業の採用に特化したSNS運用代行サービスを行っております。

企画/撮影/編集/広告入稿までサポートいたします。ぜひ一度ご相談ください。

関連記事:ワカッテ採用とは?中小企業の採用に特化したSNS運用代行について解説

インスタ求人広告の予算の目安を紹介

結局インスタ求人広告の予算はどのくらい組めばいいの?と気になっている人もいると思います。

結論から言うと目的や状況によって異なります

認知度を上げたいのであれば、最低月額3万円程度~。応募に繋げたいのであれば、最低月額20万円~。

応募やクリックなど効果、ターゲティングの精度を学習してもらって最適化するためには、ある程度費用をかけなければなりません。

ここではインスタ求人広告の予算の目安の考え方を紹介します。

考え方①:想定の応募単価から逆算して予算を組む

まず1つ目の考え方は、想定の応募単価から逆算して予算を組むことです。

ほかの求人媒体で大体応募単価がどれくらいでとれているのか確認してみてください。

1応募5万円でとれているのであれば、4応募欲しいなら20万円の予算が必要です。

応募単価は、業界や所在地・条件面によって大きく異なります。まずは別の媒体での応募単価を確認しましょう。

考え方②:獲得効率をテストしながら予算を調整する

2つ目は、獲得効率をテストしながら調整をすることです。

正直に言うと、どれくらいで応募が来るのかはやってみないとわかりません。

1000円で1応募来る求人もありますし、応募に3万円かかる求人も、10万円かかる求人もあります。

インスタ求人広告は開始前に効果を読みづらいというデメリットがあります。

まずは1度テストしてみて、獲得効率を別媒体と比較しながら予算調整するのがオススメです。

考え方③:あまりにも少額にしないように注意が必要

3つ目は、あまりにも少額でテストしようとしないことです。

認知獲得のためであれば最低月額3万円程度~。応募に繋げたいのであれば最低月額20万円~

こあまりにも少額すぎるとAIが正しい学習をしないため、正しいテストが出来ません。

1万円~2万円とかではなく、ある程度予算を確保したうえでテストしてみましょう。

インスタ求人広告を出す前に必要な準備

次にインスタで求人広告を出す前に必要な準備について解説します。

インスタ求人広告には、出す前にいくつかの準備が必要です。

必須ではないものもありますが先にあげてしまうと以下の通り。ぞれぞれ詳しく説明していきます。

  • インスタのビジネスアカウントを作成する
  • インスタ求人広告用の素材を作成する
  • 【任意】採用LP(ランディングページ)を用意する

準備①:インスタのビジネスアカウントを作成する

まず1つ目はインスタのビジネスアカウントを作成することです。

ビジネスアカウントとはその名の通り、ビジネス利用向けのInstagramのアカウントタイプです。

ビジネスアカウントは無料で、個人でも利用することが可能。

ビジネスアカウントの作り方(タップ)
  1. 右下にある[プロフィール]またはプロフィール写真をタップして、プロフィールに移動します。
  2. [プロフィールを編集]をタップします。
  3. [プロアカウントに切り替える]をタップします。
  4. [次へ]をタップします。
  5. ビジネスのカテゴリを選択し、[プロアカウントに切り替える]をタップします。
  6. [ビジネス]を選択して、[次へ]をタップします。
  7. 連絡先の詳細を追加し、[次へ]をタップします。この手順をスキップする場合は、[連絡先情報を使用しない]をタップします。
  8. アカウントセンターを使用してログインを共通化する場合は、[Facebookにログイン]をタップします。この手順では、ビジネスアカウントをビジネスに関連するFacebookページにリンクすることができます。任意の手順ですが、Metaが提供するビジネス用の各機能が利用しやすくなります。注: 現時点では、ビジネスアカウントにリンクできるFacebookページは1つまでです。この手順を省略する場合は、[スキップ]をタップします。
  9. 任意の手順を完了してプロアカウントを開設するか、右上の[X]をタップしてプロフィールに戻ります。
  10. プロフィールでビジネス情報を表示または非表示にするには、プロフィールに移動して、[プロフィールを編集]をタップします。[ビジネスの公開情報][プロフィール表示]に移動して、カテゴリラベルと連絡先情報の表示・非表示を選択します。[完了]をタップします。

参考:Instagramビジネスアカウントを設定する-Instagram

手順は多そうに見えますが、5分ほどで完了するのでそこまで難しくはありません。

準備②:インスタ求人広告用の素材を作成する

次にインスタ求人用の素材を作成することです。

いろいろなサイズがありますが、画像であれば1:1(1,440px x 1,440px)・動画であれば9:16(1,440 x 2,560px)から用意するのが王道

ただ、動画作成の経験が自社でない場合は、動画広告は外注することをオススメします。

動画広告はかなり作成難易度と工数がかかるので、自社でするのは難しいでしょう。

関連記事:採用ショート動画とは?投稿例から作り方まで徹底解説

準備③:【任意】採用LP(ランディングページ)を用意する

3つ目は、任意にはなりますが採用LPも用意しておくのがベストです。

採用LP(ランディングページ)とは、求職者の応募を促進するために作られた、1枚のWebページのこと
採用LPの例:株式会社ファイブグループ

HPとは違い、1枚で情報が全て乗っている縦長のページで、広告でぱっと見るのに優れています。

ただ、一般的に採用LPは10万円から60万円程度必要であるため、テスト段階では採用HPを活用してみてもいいでしょう。

自社で準備をするのが難しい、、、。

ワカッテ採用では中小企業の採用に特化したSNS運用代行事業を行っております。まずは1度資料請求でご確認ください。

関連記事:ワカッテ採用とは?中小企業の採用に特化したSNS運用代行について解説

インスタ求人広告の出し方を解説

インスタ求人広告には2つの出し方があります。インスタアプリからと、Meta広告マネージャーからの求人出稿です。

スクロールできます
インスタアプリMeta広告マネージャー
メリット・過去の投稿を流用するため作成が簡単
・Facebookアカウントが不要
・ターゲティング項目が多い
・Facebookにも一括出稿できる
・効果分析機能が豊富
デメリット・ターゲティング項目が少ない
・数値管理が手間
・操作が複雑で手間

インスタ求人広告を本格的に運用したい場合は、Meta広告マネージャでの作成が適しています。

それぞれのインスタ求人広告の出し方について詳しく解説していきます。

出し方①:インスタグラムアプリから出稿する

まずは簡単なインスタグラムアプリからの広告出稿になります。

  1. 求人広告に使用したい画像/動画を投稿する
    Instagramアプリから求人広告に使用したい画像/動画を投稿します。
  2. 広告を作成する
    広告にしたい投稿を選びます。フィード投稿やストーリーズから選択可能です。
    「宣伝する」をタップ: 選択した投稿の下にある「宣伝する」ボタンをタップします。
  3. 広告の目的を設定
    次に、広告の目的を設定します。目的には、ウェブサイトへのトラフィックを増やす、プロフィール閲覧数を増やす、認知度を高めるなどがあります。
  4. ターゲットオーディエンスの設定
    ターゲットオーディエンスを設定します。年齢、性別、地域、興味などの条件を指定することで、広告が効果的に届く相手を選定できます。
  5. 予算と期間の設定
  6. 広告の予算と配信期間を設定します。1日あたりの予算を設定し、広告が表示される期間を決めます。
  7. 広告のプレビューと確認
  8. 設定が完了したら、広告のプレビューを確認します。内容に問題がなければ、次のステップに進みます。
  9. 広告を公開
    最後に、「公開」ボタンをタップして広告を公開します。広告はMetaによる審査を受け、承認されると配信が開始されます。

インスタグラムのスマホアプリから出稿すると20%の手数料がかかります。
webブラウザ版のInstagramで出稿することで手数料を回避できます。

より詳しく知りたい人向け:Instagram広告の出稿手順【画像付き】|Instagramから直接出稿

出し方②:Meta広告マネージャーからの出稿

次にMeta広告マネージャーからの出稿です。

インスタグラムからの出稿と比較するとややこしいですが、本格的な運用をする場合はこちらを選択ください。

  1. アカウントの準備
    ビジネスマネージャで「ビジネス設定」を開き、Instagramアカウントを追加
  2. 広告マネージャにアクセス
    Meta広告マネージャにログインし、広告アカウントを選択。
    参考:Meta広告マネージャー
  3. 広告キャンペーンの作成
    広告マネージャのダッシュボードで「作成」をクリックします。次に、キャンペーンの目的を選択します。Instagram広告に適した目的には、ブランド認知、リード獲得、コンバージョンなどがあります。
  4. 広告セットの設定
    広告セットでは、ターゲットオーディエンス、予算、スケジュールを設定します。ターゲットオーディエンスは、年齢、性別、地域、興味などで細かく設定できます。予算は日予算または総予算を選択できます。
  5. 広告クリエイティブの作成
    広告の形式(画像、動画、カルーセルなど)を選び、クリエイティブをアップロードします。Instagramに適したビジュアルを使用し、キャッチーなテキストを追加することが重要です。
  6. 広告の配置
    広告の配置を選択します。Instagramフィード、ストーリーズ、リールなど、どの場所に広告を表示するかを決定します。自動配置を選ぶと、Metaが最適な配置を選んでくれます。
  7. 広告の確認と公開
  8. すべての設定が完了したら、広告を確認し、「公開」をクリックします。広告が承認されると、指定したスケジュールに従って配信が開始されます。

より詳しく知りたい人向け:Instagram広告の出稿手順【画像付き】|Meta広告マネージャーを使用

インスタグラムでの求人広告の成功のコツを紹介

インスタ求人広告を初めて出す人は、これで良いのか?このデザインで良いのか?と悩んでしまうはずです。

そこで今回はインスタグラムでの求人広告の成功のコツを紹介します。

先にすべて紹介すると以下の5つ。それぞれ詳しく解説していきます。

  • 誰に何を伝えたいのかを明確にする
  • 効果の出やすいデザインのコツを抑えておく
  • 他社のインスタ求人広告を参考にする
  • 定期的に広告素材を更新する
  • 広告だけではなく採用インスタ運用も同時に行う

①誰に何を伝えたいのかを明確にする

まず最も大事なのが、誰に何を伝えたいのかを明確にすることです。採用ターゲット理解と、自社理解になります。

対象ユーザーと自社の強みを明確にすれば、その対象者に合った広告デザインやキャッチコピーを検討することが出来ます。

ターゲットだけではなくペルソナ作成まで行うのがオススメ。

採用ペルソナとは、企業が採用活動を行う際に、「最も採用したい理想の人物像」を具体的に設定したもの

②効果の出やすいデザインのコツを抑えておく

インスタ広告では最低限押さえておかなければならないコツがいくつか存在します。

全て上げてしまうと以下の7つです。

  • 入社後がイメージができる訴求にする
  • 対象の求職者のフィードに馴染むデザインにする
  • 背景色とテキストにコントラストをつけて読みやすくする
  • 情報を絞ってできるだけシンプルにする
  • 動画であればリアル感を意識する
  • 動画の場合は冒頭の1~2秒間に、動画を見続けたくなるような仕掛けを入れる
  • 画像や動画の上下エリア14%に重要な内容を配置しない

ただ、重要なのは、以上のことを抑えて、いくつかの広告デザインでABテストを行うこと。

絶対に正解のデザインというものは存在しないので、試しながら改善をするという意識が必要です。

③他社のインスタ求人広告のデザインを参考にする

3つ目は他社のインスタ求人広告のデザインを参考にするという点です。

インスタグラム広告では、他社の広告を見ることが出来るMeta広告ライブラリという機能があります。

参考:Meta広告ライブラリ

採用関連のワードを入れて広告を調べてみると、以下のように他社の広告事例がたくさん出てきます。

他社がどのような広告を出しているのか、というのも確認しながらデザイン作成をするのがオススメです。

④定期的に広告素材を更新する

4つ目は定期的に広告素材を更新するという点です。

インスタ求人広告は同じ広告が何度も流してしまうと、どんどんと効果が薄れてきてしまいます。

だからこそ定期的に新しいクリエイティブを追加して、ユーザーから飽きられないような工夫をしましょう。

広告予算にもよりますが、2~4週間に一度は差し替えを行うのが理想的と言われています。

⑤広告だけではなく採用インスタ運用も同時に行う

5つ目は広告だけではなく、採用インスタ運用も同時に行うという点です。

インスタ求人広告:インスタ広告を使ってお金を払って拡散させる仕組み。
採用インスタ運用:定期的に投稿の更新をしてフォロワーを獲得しながら運用していく仕組み。

インスタ運用をしっかり行うことで、アカウント評価が上がり広告の効果も高まる傾向にあります。

実際に自社の支援事例では、SNS運用を行うことで、広告の単価が46%減になった事例もあります。

採用インスタ運用も同時にしっかりと行いましょう。

関連記事:インスタ採用アカウントとは?企業の成功事例やデメリットについても解説

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関連記事:ワカッテ採用とは?中小企業の採用に特化したSNS運用代行について解説

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まとめ

若手の採用に困っている中小企業に効果が出やすいインスタ求人広告。

ただ、他の採用手法と違って担当者がつかないので、自社で考えながら進める必要があります。

メリットとデメリットを考えながら、導入をするかどうかを検討してみてください。

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